アメリカの景気後退の一因は ShopSavvyである
先日書いたように、G-Phoneを買って使ってるんですが、
俺にとっての Killer Applicationが
ShopSavvyです。
これは、バーコードとかから商品番号を読み取って、Web上や近くの店 (G-Phoneの GPSとかをつかってるんですね) での売価をあっという間にしらべてくれるってものです。
底値生活 in シリコンバレーを
リアルタイムで実現させてしまったような、素晴らしい applicationです。
おまけに、これバーコードから読み取れるんで、 店頭で欲しいものを見つけたときにすかさずバーコートを scanして、 Amazon上の方が安いじゃん、とかすぐに比較できます。 そういう小売店泣かせの applicationなので、 すでにいくつかの量販店ではいざこざがおきてるらしいっす。
実際に俺も Fry'sや本屋でよくぴっとやってます。 たいてい、目の前のものより安い値段がでます。 高値掴みをしなくてすんで、賢い消費者としてはホクホクです。
でもこれって結果的に消費意欲を失せさせてるなと気づきました。 その場で物欲を刺激されたとしても、家に帰ったころには既に忘れてます。 高値だからと買い控えると、安く売っているのを知っていても購入意欲は 失せているものです。 さらにレベルアップした賢い消費者になったと思えなくもないのですが、 アメリカの消費経済的にはよくないことの気がします。 底値生活 in シリコンバレーは物欲を刺激されるのに、この差は面白いです。
きっと現在の景気後退の何%かは ShopSavvyが貢献している気がします。 かといって、ShopSavvyを発禁にしたりしないようにお願いします >> Obamaさん
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