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2011年1月26日 (水)

Graffiti Pro(広告なし) Release!

一部の要望があった、広告なし有料版Graffiti、GraffitiProでました!


先のコメントを書いたときは出てるのを知らなかったのですが、いつの間にか出てました。げーるさん、朗報です。でも見てないかな。


私も買って使ってみましたが、たしかに広告がない以外は動作は変わっていないようです。「n」だけで「ん」に変換できないとかの細かい点は改善されてません。忙しいようだけど、よろしく!>担当エンジニア


しかし謎なのが今までのGraffiti for Android。なぜかうちの Nexus Sではマーケットに表示されなくなってしまいました。機種によっては表示されるとの話もあります。どうなってんだろう。


試しに使ってみたい、って人のために無料版もあるといいと思うんですけどねえ。


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2010年7月 8日 (木)

元祖 Graffiti for Android

宣伝 entryです。

Graffiti for Android というものを、 弊社で開発しました。 弊社って言うほど会社を代表した立場じゃないんですが、 ちょこっとだけ関わった身としてもうすこしネット上での 露出が上がるといいんじゃないかなあ、と思うのです。 本命は欧米 (というかアメリカ) なので日本語で グチグチかいててもだめな気もするけど。

閑話休題。Graffiti というのは 10年ぐらい前、Palm という PDAで流行った手書き用のアルファベットの入力方式です。 以下のような特徴があります。

  • ほとんどの文字を一筆書きで入力できるため高速
  • アルファベットを元にしてるため覚えやすい
  • 識字率は高い。なれれば百発百中
  • 単純なので当時の低速CPUでも充分処理できた
  • 1とi, 0とo など区別来にくい数字と英字は、書く場所をわけるというコロンブスの卵的対処

このシステムは Palm → PalmSource → ACCESSと流れて、 弊社の所有物であります。つまりソースコードから 辞書から何からあります。

それをただいま一部で話題沸騰の Androidに乗せてみたのが、 この Graffiti for Androidです。 つまりあの遣いやすい Graffitiを input methodとして いろいろな Android applicationの上で使えるのです!

NexusOneや Expedia、Android 1.6 以上にあげた G1とかで動きます。 各種iPedおよび互換機 ではためしてません。そもそも Android Marketで 表示されるんでしょうか?

ちなみにこのGraffiti は、original のもので Graffiti 2ではありません。 Xeroxとの係争はちゃんと解決しているので大丈夫です。 私は old Graffiti ユーザなのでうれしいですが、Graffiti 2 になれてしまった ユーザは i とかにお気をつけください。

個人的には NexusOneで使ってるんですがかなりいい感じです。 片手で持って親指でサクサクと入力できます。 1.5文字/秒 ぐらいの感じでしょうか。 ソフトキーボードなんかよりは早いです。 ただ、ミスると先行入力したのを消さなきゃいけなくて 一気に落ちますが。

まだかな漢字まじり文とかは入力できないんですが、 多分このままいくと対応するんじゃないんでしょうか。 でも、それには dawnloadされて皆様の声が上がるのが 必要かと思うので、 ここでひっそりと宣伝したりする次第です。

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2010年6月 3日 (木)

Bluetooth ヘッドフォン

Bluetooth ヘッドフォンをかうに当たって、いろいろ学んだのでまとめをかねて

プロファイル

Bluetoothの機能はいろんなプロファイルに対応している。 例えば以下のようなプロファイルがヘッドフォンには使われる。

A2DP
オーディオ転送用のプロファイル。実際にどんなフォーマットで転送されて るんだろう? SBCってのが 最低ラインらしい。
AVRCP
リモコンようプロファイル。iPhoneは今のところ対応していない。
HSP
マイクつきヘッドフォンとしてのプロファイル。 ふつうの Bluetoothヘッドセットがサポートしてる
HFP
電話を受けたりかけたりするためのプロファイル。

ほかにもいろいろあるらしいが、WikiPediaでも みるといい。

そのたのキーワード

2.0 と 2.1
最近の deviceは Bluetooth 2.0 と 2.1があるらしい。 大きな違いは WikiPedia によると、SSPっていう paring のための機構があるらしい。
EDR
Bluetooth 2.0の目玉でありながら、optionalである高速転送機能。 論理的には3倍になるらしい(1Mbps → 3Mbps)。
A2DPの対応codec
いまさらこれが結構問題かもしれないと思い始めた。 最低スペックである SBCは、多分そんなに圧縮率は高くないのだろう。 つまり SN比が低い環境では切れやすかったり。
class
単純に電力のよう。class 2が最大 2.5mW、10mぐらいでの利用を 想定していて一番多いか

実際

Logitechの LBT-HP110C2を買った。 まあ、型落ちでやすかったのと、小さかったから。楽天で 3981円

Nexus-oneと簡単に繋がった。AVRCPも対応してて、次の曲にとべる。

しかし聞いてみると while noiseがする。 だらだら聞いてる分には気がつかないが、ちゃんと聞くと気になる。

たまに「ピー」といって音が切れる。WiFiつかいながらなのが いけないのかもしれない。 それにこれは EDRをサポートしていなかったり、codecが SBCしか 対応していないのがいけないのかもしれない。 やはり型落ちの品にはそれなりの理由があるか..

最新の LBT-HP120C2は、Bluetooth 2.1 + EDRにも対応してるし。 codecまではのってないが。

ま、とりあえずしばらく通勤に使ってみてから、 どうしても使えないようだったらクーリングオフでもするかな..

 

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2008年11月25日 (火)

K-9 mailは標準 Emailよりいいけど、日本語の扱いが..

まずは k-9 Mailという Android用 mailer applicationの話から。

会社のメール環境はIMAP over SSLに SMTP AUTH with STARTTLSってのに なってます。これは、Gmailとほとんど似たような設定なので、G1標準搭載の Emailでサクッとつなげるだろうと試してみました。

でも失敗でした。

Cannot safely connect to server
(Not trusted server certificate)
なんてことを言われます。要は SSLの証明書が怪しいって言うんでしょうか? Outlook Web Applicationに https でつなげた時にはサクッとつなげるくせに! Applicationごとに証明書の検証ルーチンが違うのか?

で、エラーメッセージでググってみたら、 やはり同じことで困っている人もいる みたい。

で、その threadで発見したのが、最初に出した k-9 Mail。 なぜか forumの postでは k7になってるけど、あまり気にしない!

Downloadして設定してみたらサクッと使えました。えらい! こうやって、標準 Appの代替品がでてくるのもいいとこだねえ。 Appleだったら却下してるんじゃないか。

ちなみに K-9 mailでは本文表示中に "Next/prev message" buttonが あります。これは Gmail appになくて iPhoneにあって、欲しかった物なんだよね。 こういうところもえらい。

で、概ねめでたいんですが、日本語の扱いがいまいちのようです。

本文に (simejiとかで) 日本語を入力した場合、 UTF-8 charsetのまま、base64 encodeingされて出て行きます。 まあ、これは標準 Gmail clientでも同じだし、 MIME仕様上許容範囲でしょうが。

Subjectに日本語を指定した場合、UTF-8で plain (8bitのまま) で メールが来ます。うわ。こりゃ、 RFC2822的にいかんだろ。 標準 GMailでもちゃんと B-encodingはしてくるぞ。

でも最近は本文 UTF-8でもいいんですかね。 ISO2022JPにしろとか言うのは junet的脅迫観念でしょうか。 そんな国ごとに特化された encodingに対応するなんて 島国的作業いやだもんねえ。

とりあえず、Subjectあたりはソースを見てみようかなあ、と思いつつ、 最近の電子メールの現状を知りたくなった日でした。

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2008年11月17日 (月)

G1は iPhoneには到達してない

買いたいと騒いでいた T-Mobile G1を買いました。

契約とか

費用としては新規 2年契約で USD179 + Activation Fee でUSD200強。 契約は一番安い USD55/month にしました。 ATT Go Phoneより USD5 高いけど、3Gなんだからいいよな。 iPhone 3Gの USD70よりはやすいし。

日本にいつ帰るかわからないので 2年契約もためらったけど、 国外に引越しのさいは早期契約の違約金は免除されるとのこと。 なので、踏ん切りました。 どうせ違約金も USD200なんで、それ払っても契約縛りなしの USD399よりはやすいし。

全体的な感想

まだ 1日しか使ってないので、非常に偏ったものではあるけど書いときます。

総じて、iPhoneほど垢抜けてません。 なんか、従来の携帯の延長線上に作ったらこういうものができるな、 というかんじのものです。 もちろん、iPhoneより後出しなんで色々真似した部分とかもあるんだろうけど (スクロールのために選択を諦めたとか)、 iPhoneほど吹っ切れてません。

ズームとかも、一度タップしてズーム用のアイコンを表示してから ズームイン/アウトさせます。 ピンチイン/アウトの直接的な操作感には及びません。 まあ、これはマルチタップのデバイスを搭載しなかったせいも あるだろうけど。

メニューボタンとか押さないと選択肢が出てこないのもちと もどかしい。タップアンドホールドの UIも、確か iPhoneは 使っていなかったはず。 逆に、そういうとこ iPhoneは気をつかっていたんだなあ、 って気づかせてくれました。

そういう意味で使ってみての楽しさはあまりありません。 iPhoneは、もっと「おおおっ」って喜びがあったんだけど、 G1は「ふんふん、そんうだよね、予想通り」って感じ。 まあ、そんなに悪くなくて合計点なんだろうけど、 iPhoneと比べてしまうとやはり弱い。

あと、実際に色々使いにくい点もあって:

  • 文字を打つたびに、横に持ち替えて打つのは面倒。 短いものぐらい portraitのまま打ちたい。最低限の software keypadほしいな
  • Google calendarとかの使い方が良く分からん。 iPhoneは買ってきてつなげたらそれなりに Address Bookとかと syncして使えるようになったからな。 この一年間 Appleにどっぷりつかった生活をしたもんで、 そこら辺になれすぎたせいなのかも。
  • たまに指では難しい UIがある。 ステータスバーのところを下に引っ張ると notificationが でてくるんだけど、小さくて引っ張りにくい。 これも、touch panel deviceのせいもあるかもしれない。
いろいろ物足りない点はあるんだけど、でも hardware spec的には iPhoneに買っているのは確かなので、色々遊んでいくようにします。

だめだったら、iPhoneを unlockして T-Mobileで使えるようにするって のもあるし。3Gの SIMで GSMのサービスも使えるよな。


2008-11-19 (Wed) 追記

ロードマップ によると、2009 Q1には software keyboardの予定があるみたいですね。 まあ、これで使い勝手がよくなるならいいな。

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2008年3月 8日 (土)

iPhoneの勝手アプリの楽しさはさすがだ.

結局脱獄させました。 SDKつかっても実機で動くものはすぐには作れないということなので。 やはり、自分の手のひらの上で動く快感には勝てないっす。

ZiPhone 2.5で あっさりとできました。

Installer.app も入っていて、すぐにいろいろ突っ込めるし。 とりあえず Back Gammonと weDict、神田さんおすすめの Cobuild English dictionaryをいれた。

Cobuildは、download中に sleepしちゃったりして ちょっとおかしなことになったけど、それ以外はサクサクと。 簡単なもんだ。

勝手アプリでありながらこれだけ使い勝手の良いものを 作れちゃう iPhoneはすごいなあ。

今まで、この環境を入れてなかった自分はバカだと思った。 脱獄してない iPhoneなんて、iPhoneの進化の 1%ぐらいしか 使ってなかったんじゃないだろうか。

つぎは sshあたりいれてみよう。使い物になるか分からんけど。

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2008年3月 6日 (木)

iPhone SDK発表?

Engadgetの press conferenceの liveを 見ていたら、ついに iPhone SDKが出たみたい。 Appleの Developer connectionにも iPhone Developer Programのページができています。

iPhone SDKはタダで配ってるようです。 これでプログラムを作ってタダで配れるんでしょうか? 署名とかしてもらうために Developer Programに入る必要ないのかしらん。 ちなみに Developer Programは、今のところ 限られた数のアメリカの developrしか入れないようです。 アメリカに住んでてよかったとちょっと思いました。

しかし、SDKを Downloadしようとしても serverがアップアップなのか、 login画面から先にちっとも進みません。 ということで、そっちは Nさんに任せて、 Engadgetの liveから読み取れることでもまとめます。

  • iPhoneのソフトウェアは 4層、 Core OS, Core serviecs, media, Cocoa Touch からなる
  • Xcode、interface builder、remote debugger、iphone simulatorが 開発環境として提供される
  • いろんな会社がもう softwereを作っている。 SEGAは Super Monkey Ballを移植したらしい。
  • iPhone firmware 2.0で AppStoreが追加される ここを経由して自作 applicationの配布ができる。
  • 自作 applicationの updateも自動的に伝わるらしい。
  • revenue shareは 70%が developer、30%が Apple。
  • free softwareはタダで配れる!
  • β version は今日配られる (dagezi: iphone firmwareも?)
  • 2.0がでるのは数ヶ月後。
うーん、いろいろ書いたものの SDKを入手できてないので良く分かりません。 これから再挑戦してみます。 分かったら updateするかも。
2008-03-06 (Thu) 14:43:35 追記: engdget jpの公式のページもありますね。 さらに Appleから 発表の Stream Video も公開されてる。 こんなのでコンテンツになるのは Appleならではだなあ。

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2008年3月 3日 (月)

Foneraの WLAN access pointが怪しい

quartz (MacMini) を家庭内 file serverにしようと思ったんだけど、 つながらないことがよくある。 具体的には、以下のような構成になっているんだけど:
		FON2100A (192.168.10.1/ DHCP, NAT, DNS server)
		   |
---------------------------------------------192.168.10/24 (WLAN)
    |                |                  |
 quartz (MacMini)  marble (MacBook)  zircon (Dynabook1600/L)
marbleから quartz の file systemを mountできないどころか、 sshも pingも答えてくれない。 FON2100A routerの bugか? と思ったけど、 そもそも quartzと marbleは同一 segmentなので routerは必要ないはず。 つまり、datalink層の、10BaseTでいうところの Hub っていうか Switchっていうか、そこんところがまずいんでしょう。 WLANのばあい、access pointというのが正しいんでしょうか。

実のところ ARPのパケットが通ってないよう:

[22:19]marble:~/work<139> arp zircon
zircon.lan (192.168.10.233) at (incomplete) on en1 [ethernet]
[22:20]marble:~/work<140> sudo arp -s zircon 00:0d:0b:26:21:e8
Password:
[22:22]marble:~/work<141> ping zircon
PING zircon.lan (192.168.10.233): 56 data bytes
^C
--- zircon.lan ping statistics ---
6 packets transmitted, 0 packets received, 100% packet loss
  	  ここで zircon でも arp entry 追加
[22:22]marble:~/work<142> ping zircon
PING zircon.lan (192.168.10.233): 56 data bytes
64 bytes from 192.168.10.233: icmp_seq=0 ttl=128 time=4.529 ms
64 bytes from 192.168.10.233: icmp_seq=1 ttl=128 time=2.400 ms
^C
--- zircon.lan ping statistics ---
2 packets transmitted, 2 packets received, 0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 2.400/3.465/4.529/1.064 ms
ということでした。 Broadcast packetの中継のあたりが変なんですかねえ。

こうなったからにはFoneraを Hackしなきゃならない、とか思ってしらべてみました。

まず、FON純正の firmwareはOpenWrtっていう Linuxベースの router softwareセットを元に作られてる。 Foneraは 勝手に Upgradeするらしいっす。 道理で、うちの Foneraの versionが 0.7.2r3 っていう、 買ったときより新しい物になってるわけだ。

で、0.7.1のころは Hackして sshで叩けたんだけど今はダメらしい。

素直に オリジナルの OpenWrtを Foneraに installすればいいのかもしれないけど、 分解して seiral portを引っ張り出さなきゃいけなさそう。 それに、もしかすると FONの機能を使えなくなっちゃったりするのかな。 つまり、他の access pointに accessできなくなっちゃったり。

いずれにせよ、どうも Fonera、あまり信用できないなあ。 昔使ってた BUFFALOの Bridgeに戻すかしらん。

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2008年2月 8日 (金)

Neo1973購入

OpenMoko用端末 Neo1973を 出来心で買ってしまいました。

これもひとえに hitoriblogさんが GPSで楽しそうに Hackしているせいなのです。 あれをみて、対抗して変な GPSデバイス→ OpenMokoって活性が ながれていったせいです。 Phase 02の ハードウェアが出るまで待っていようと思ったのに。

さっそく電池を入れて立ち上げてみると簡単に kernelは bootします。 が、initを見つけられなくて panicってます。 どうやら rootfsは入っていない模様。

MacOS での焼き方も 乗っているので、とりあえず Flasherのリストに出てきた 20070831 の snapshotをやいてみる。 焼くときにくせがあって、一度つなぎなおして、もう一度 flashボタンを 押さなきゃいけないのにつまずいたけど、 それ以外はサクッとできた。

で、立ち上がった applicationは、まあ、発展途上だなって感じ。 携帯に向いていないUIだし、DPIを考えずに文字とかが細かすぎ。 動きももっさりしてる。

で、iPhoneの SIMをさしてやったけど、肝心の GSMが使えない。 どうも networkを認識してない模様。 同僚の Donは、電話は使えるって逝ってたんだけどなあ。

ということで071121の snapshot imageで再挑戦。 他にも野良ビルドで新しそうな物がいっぱいあったんだけど、 やっぱり openmoko.orgの下のが一番信頼置けそうで。

でもプロジェクト主導を持って daily buildつくってないのはどうかな、 とか NetBSDを見てきたおじさんはちと思います。まいいや。

で、焼き終わって立ち上げてみると.. かなり UIかわってます。

ボタンとかもでかくなって押しやすくなってるし、アイコンも見やすくなった。 センスは相変わらずそんなによくない気がするけど、 かなり変わってます。うーん、さすが OpenSource。

でもやっぱり電話かけられませんでした。 電界強度のの表示は出たんだけどなあ。 しらべてみたい.. けど仕事とやってることが変わらん気がしてきた。

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